MENU CLOSE

グルメ・コンサルタント 山口ミヅキ 責任編集ブログ 『空を食べたい』

Vol.3 静岡・茶町KINZABUROで『空』を食べてきた!

いよいよ寒くなってきました、でも半袖で過ごしています。理由は、室内や電車内は暑いからです。なぜこうも温度調節とはうまくいかないものなのでしょうか。こんにちは、グルメ・コンサルタントの山口ミヅキです。

さて、今回は静岡県に行って参りました。海も山も温泉もあり、食べ物もおいしい静岡は、好きな県のひとつです。今回は深夜高速バスにて移動。用事をこなし、まだ時間があったので、静岡駅から徒歩15分程度の「茶町」にお邪魔しました。

通りには、茶町の名の由来について書かれたこんな石碑が。
江戸時代にはすでにお茶を売買する商人の町として知られていたようです。
静岡県にはよく来るのですが、こんなお茶の町が存在していることは知りませんでした。

現在も町にはお茶屋さんが多く、通りにもお茶のいい香りが漂っています。

その茶町にあるお店、『茶町KINZABURO』にお邪魔しました。
同店は、大正4年に初代・前田金三郎氏が茶町通りに創業し、地元では『前金商店』の名で広く親しまれています。かつては茶問屋だったそうですが、現在は静岡茶と抹茶スイーツの店にリニューアルしています。
なんでも、日本茶の中心地である静岡から、現代のライフスタイルに合わせた食とお茶のマリアージュの素晴らしさを発信していきたいとの思いから、この店をオープンされたそうです。

ここでは、「日本茶インストラクター」であり、テレビ番組「TVチャンピオン」の“お茶通王”にも輝いた茶匠・前田ふさおさんが鑑定・選別、火入れ・ブレンド(合組・ごうぐみ)を施したお茶が楽しめます。

一階には茶葉のほか、店内の厨房で作られた抹茶スイーツが売られており、二階のフリースペースで、買ったスイーツを食べることができます。嬉しいことに、ここにはお茶の試飲コーナーがあり、10種類程度のお茶が無料でいただけます。

こんなにお茶があるのか…。お茶って緑のお茶だけじゃないのか。
香りひとつとっても、こんなに種類があるのか。

さて、こちらが一階で選んだスイーツです。
おすすめ商品の「茶っふる」(写真奥)、そしてレモン風味の抹茶チーズタルトをいただきます。

スイーツに使用する抹茶は静岡県産のみ。『茶町KINZABURO』のホームページを見ると、同じ「茶っふる」でも、天竜抹茶の苦みを活かした『天竜茶っふる』、さわやかな森林の香りがする川根抹茶を使用した『川根茶っふる』など、いくつかの種類があることがわかります。このように、同県内でも産地によって微妙に違う味を表現できるよう、自社でスイーツを製造しているそうです。

「茶っふる」は、抹茶クリームがふんわりとしたワッフル生地の中に包まれています。渋い抹茶と生クリームが絶妙なマッチングで、甘さもしつこくなく、大人のお菓子といった感じ。

チーズタルトは、チーズと抹茶の相性もよく、レモンの微かな酸っぱさがとても爽快です。

渋みと甘みがハーモニーを奏でる口の中は、お茶を飲むことでさらに風味が拡張され、極上のコンサートが聞こえてくるような、そんな至福の時間。

ああ、空を食べている…!

 

“お茶どころ静岡”はよく知られていますが、実際にお茶を楽しめる場所があることは意外に知られていないかもしれません。静岡駅から少し足を延ばせば、そこはお茶のワンダーランド。町中にかぐわしきお茶の香りが漂う茶町の『茶町KINZABURO』で、空を飲んで、食べてきました。

静岡に行ったら、必ず訪れたいお店です。

 

 


◆店舗情報

茶町KINZABURO
静岡県静岡市葵区土太夫町27
Tel.054-252-2476
http://kinzaburo.com/

営業時間 平日 9:30~18:00/日・祝日 10:00~17:00
定休日 水曜日
夏季休業日あり
年末は31日まで営業 年始休業日あり
二階フリースペースの利用時間 開店時間~17:00まで(飲み物はすべてセルフサービス)

デリシャスタイムのレストランプロジェクト

ピックアップ

Instagram